諷吟・風吟(読み)ふうぎん

精選版 日本国語大辞典 「諷吟・風吟」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ぎん【諷吟・風吟】

〘名〙
詩歌をうたい吟ずること。
※江吏部集(1010‐11頃)上・秋夜陪右親衛員外亜相亭子守庚申同賦秋情月露深詩「花朝雪夜。命露酌以動風吟
② (風吟) 風の音。風声
※浮世草子・近代艷隠者(1686)二「煙霧を自然の錦帳となし樹間の風吟(フウギン)を無常のしらべと観して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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