読捨・詠捨(読み)よみすてる

精選版 日本国語大辞典 「読捨・詠捨」の意味・読み・例文・類語

よみ‐す・てる【読捨・詠捨】

〘他タ下一〙 よみす・つ 〘他タ下二〙 詩歌文章などを記したままほうっておく。また、読んでそのままかまわずにほうっておく。
太平記(14C後)一三「月の夜、雪の朝、興に触て読棄(ヨミステ)給へる短冊共の、此彼に散乱たるも」
※妹背貝(1889)〈巖谷小波〉夏「読捨てた新聞紙を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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