読せる(読み)よませる

精選版 日本国語大辞典 「読せる」の意味・読み・例文・類語

よま‐・せる【読せる】

〘自サ下一〙 (動詞「よむ」の未然形使役助動詞「せる」の付いてできたもの) 思わず読み進むようにさせる。読者をひきつける。読みごたえがある。
破戒(1906)〈島崎藤村〉一「蓮太郎の筆は、面白く読ませるといふよりも、考えさせる方だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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