誤報(読み)ゴホウ

デジタル大辞泉 「誤報」の意味・読み・例文・類語

ご‐ほう【誤報】

まちがった知らせ。報道されたことが事実と違っていること。「事件誤報だった」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誤報」の意味・読み・例文・類語

ご‐ほう【誤報】

〘名〙 まちがって知らせること。事実と違うことを知らせること。また、そのしらせや報道。
※明治卅三年十月十五日記事(1900)〈正岡子規〉「此度の事は誤報臆測等より出でたる間違ひなれども」 〔王逢‐古宮怨〕

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改訂新版 世界大百科事典 「誤報」の意味・わかりやすい解説

誤報 (ごほう)

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世界大百科事典(旧版)内の誤報の言及

【虚報・誤報】より

…客観的〈事実fact〉と,ある部分,ある側面が明白に違う報道(主としてマス・メディアの)を誤報といい,その極大化したもの,取材源,ジャーナリスト,構成者の思いこみ,推定ミスなどによるものにせよ,意図的な作為によるにせよ,まったく事実でないこと,起こっていないことを,あったかのように報ずるのを虚報という。フィクションを現実のニュースとして提供するのと,善意,悪意を問わず,フィクションを混入するのとの違いではあるが,具体的事例にそくして,両者の間に境界線をひくことは難しく,ふつう日用語では誤報という用語で一括している。…

※「誤報」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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