誘合(読み)さそいあわす

精選版 日本国語大辞典 「誘合」の意味・読み・例文・類語

さそい‐あわ・す さそひあはす【誘合】

[1] 〘他サ五(四)〙 =さそいあわせる(誘合)
浮世草子好色万金丹(1694)二「題目構の衆中十七人さそひあはして寺に見舞へば」
[2] 〘他サ下二〙 ⇒さそいあわせる(誘合)

さそい‐あわ・せる さそひあはせる【誘合】

〘他サ下一〙 さそひあは・す 〘他サ下二〙 誘って共に行動する。相談して互いに誘いあう。
※浮世草子・好色一代男(1682)八「ひとつこころの友を七人誘引(サソヒ)あはせ」

さそい‐あ・う さそひあふ【誘合】

〘自ワ五(ハ四)〙 互いに誘う。
※虎明本狂言・連歌十徳(室町末‐近世初)「商人二人さそひ合て北野へ参りつやをして連歌をする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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