詩酒(読み)ししゅ

精選版 日本国語大辞典 「詩酒」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅ【詩酒】

〘名〙 詩と酒。また、詩を作り酒を飲むこと。
万葉(8C後)一七・三九六一・左注「仍設詩酒之宴弾絲飲楽」
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉序「高人畸士の動(やや)もすれば山林に放浪し詩酒に流連し」 〔南史‐袁粲伝〕

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デジタル大辞泉 「詩酒」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅ【詩酒】

詩と酒。また、詩を作り酒を飲むこと。
「山林に放浪し―に流連し」〈鉄腸雪中梅

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普及版 字通 「詩酒」の読み・字形・画数・意味

【詩酒】ししゆ

詩と酒。唐・李渉〔中秋の夜、君山台望月〕詩 大堤裏、錦江 詩酒同、四十年 料(はか)らずも中秋最の夜 洞湖上、天に當たるを見る

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