詩趣(読み)ししゅ

精選版 日本国語大辞典 「詩趣」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅ【詩趣】

〘名〙
① 詩に表現するのにふさわしい情趣。詩的な味わい。
※三角亭集(1756)一・遊唐崎「触処皆詩趣、此中世慮休」
武蔵野(1898)〈国木田独歩〉七「武蔵野の詩趣(シシュ)を描くには」
② 詩のおもむき。詩のおもしろみ。

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デジタル大辞泉 「詩趣」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅ【詩趣】

詩に述べ表したおもむき。詩のおもしろみ。
詩的な味わい。「詩趣に富む風物

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普及版 字通 「詩趣」の読み・字形・画数・意味

【詩趣】ししゆ

詩の趣。

字通「詩」の項目を見る

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