詩筒(読み)しとう

精選版 日本国語大辞典 「詩筒」の意味・読み・例文・類語

し‐とう【詩筒】

〘名〙 詩を書いた紙を入れる竹の筒。人に詩を送るのに用い、白居易元稹の間の詩の贈答に用いられたのに始まるとされる。
新編覆醤集(1676)三・答林春徳并叙「春雲天末望難窮、常恐詩筒互不通」 〔考槃余事‐文房器具箋・詩筒葵箋〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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