試問(読み)しもん

精選版 日本国語大辞典 「試問」の意味・読み・例文・類語

し‐もん【試問】

〘名〙 ためしに問うこと。知識などを質問して試験すること。また、その問題。「口頭試問
正法眼蔵(1231‐53)心不可得「三蔵もし仏法をしれりや、いまだしらずやと試問するとき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「試問」の意味・読み・例文・類語

し‐もん【試問】

[名](スル)学力や知識などの程度を、問題を出してためすこと。また、その問題。「日本史について試問する」「口頭試問
[類語]試験テスト考査受験考試入試オーディション問う尋ねる聞くはかただ問い質す聞き質す問い合わせる聞き合わせる質問発問借問しゃもん下問問い返す聞き返す聞き直す尋ね合わせる照会打診聞く問い質疑設問諮問問答問題疑問押し問答水掛け論禅問答一問一答自問自答質疑応答

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「試問」の読み・字形・画数・意味

【試問】しもん

ためしに問う。唐・韓〔張中丞(巡)伝後叙〕曰く、吾(われ)書に於て讀むこと三ぎずして、れずと。因りて、~架上書を取りて、試みに以てに問ふに、、口に應じて誦し、疑ふこと無し。

字通「試」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android