記取(読み)きしゅ

精選版 日本国語大辞典 「記取」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅ【記取】

〘名〙 書きとること。記すこと。また、記憶すること。
本朝麗藻(1010か)下・冬日陪於飛香舎聴第一皇子始読御注孝経〈菅原輔正〉「遺老愚言君記取、一経造次不忘」
正法眼蔵(1231‐53)仏向上事「しりぬべきをば記取すべきなり」 〔曹伯啓‐遊西湖詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報