計数(読み)けいすう

精選版 日本国語大辞典 「計数」の意味・読み・例文・類語

けい‐すう【計数】

〘名〙
① 数をかぞえること。数の計算算用。また、計算して出した数値。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉例言「各国度量衡の製たる、種種一ならず。編中の計数、務めて帰一を要すれども、反て紛冗を繁くするを免れず」 〔史記‐秦始皇本紀〕
② はかりごと。計画。計策。〔荀子王制
数学で、個数を表わすものとしての自然数の拡張。集合AとBとの間に一対一の対応があるとき、AとBとは同じ計数をもつという。カーディナル基数濃度

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デジタル大辞泉 「計数」の意味・読み・例文・類語

けい‐すう【計数】

数をかぞえること。また、計算して得られる数値。「計数に明るい」「計数管理」
基数3
[類語]勘定計算算用算定算出指折り概算逆算打算カウント

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普及版 字通 「計数」の読み・字形・画数・意味

【計数】けいすう

計謀。〔三国志、呉、張温伝〕亮、計數を見す。必ず慮屈申の宜を知らん。加ふるにの恩を受く。亮の心を推すに、必ず疑貳(ぎじ)無(なか)らん。

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