言進(読み)いいすすむ

精選版 日本国語大辞典 「言進」の意味・読み・例文・類語

いい‐すす・む いひ‥【言進】

〘他マ下二〙
意見を申し上げる。進言する。献言する。
古事記(712)上(延佳本訓)「『此の鳥は其の鳴く音(ね)甚だ悪しき故に射殺すべし』、と云進(イヒススム)
② 話を進める。ある話題にまで話が進んでいく。言及する。
稲熱病(1939)〈岩倉政治〉七「だからこそ、補助金交付の交渉ぐらゐを捉へて、政治にまで云ひ進んでゐるのだらうと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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