触礼(読み)そくれい

精選版 日本国語大辞典 「触礼」の意味・読み・例文・類語

そく‐れい【触礼】

〘名〙 禅宗作法で、略式に坐具を広げずに四つ折りにたたんだままで額(ぬか)ずき、頭を坐具の上につけて礼拝する略式の礼。
空華日用工夫略集‐至徳二年(1385)正月「就于客堂、挿香触礼一拝」

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