触感(読み)しょっかん

精選版 日本国語大辞典 「触感」の意味・読み・例文・類語

しょっ‐かん ショク‥【触感】

〘名〙
① 触れうごくこと。物に触れて反応すること。
※済北集(1346頃か)一一詩話「只任触感之興恐陥僻邪之坑」 〔郭璞‐九鐘讚〕
触覚。また、皮膚に触れる感じ。さわった感じ。手ざわり。はだざわり。〔生物学語彙(1884)〕
断橋(1911)〈岩野泡鳴〉一〇「自分並びにかの女の病気中数ケ月間、渠はただ手足の触感ばかりによって満足してゐたこともあるのを思ひ出される」

しょく‐かん【触感】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「触感」の意味・読み・例文・類語

しょっ‐かん〔シヨク‐〕【触感】

物に触れたとき手や肌で受ける感じ。感触。「ごわごわした触感

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「触感」の読み・字形・画数・意味

【触感】しよくかん

物にふれる感覚

字通「触」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android