角藤 定憲(読み)スドウ サダノリ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「角藤 定憲」の解説

角藤 定憲
スドウ サダノリ


職業
俳優

生年月日
慶応3年 7月16日

出生地
備前国御津郡宇垣村字野々口(岡山県 御津町)

経歴
岡山で官吏となり、その後京都に出て巡査となる。17歳の頃自由民権思想に感化され、中江兆民のもとへ。自由党壮士として政談演説を始め、党の機関誌「東雲新聞」に寄稿。その後政論宣伝の手段として演劇着目、明治21年大阪で大日本壮士改良演劇会を組織した。同年自作の「豪胆書生」を上演、のち全国を巡演した。この計画は多くの追随者を生み、新派劇の発展を促したことで知られる。

没年月日
明治40年 1月20日 (1907年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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