角胡麻(読み)ツノゴマ

デジタル大辞泉 「角胡麻」の意味・読み・例文・類語

つの‐ごま【角×胡麻】

ツノゴマ科の一年草。高さ約90センチ。全体が柔らかい毛で覆われ、葉は円状心臓形。夏、白色か紫色で黄色い斑点のある花を総状につける。果実角状に曲がった突起が服にひっかかるところから「たびびとなかせ」の名もある。若い実をピクルスにし、また観賞用として栽培

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精選版 日本国語大辞典 「角胡麻」の意味・読み・例文・類語

つの‐ごま【角胡麻】

〘名〙 ツノゴマ科の一年草。アメリカ合衆国から西インド諸島原産で、観賞用に栽培される。高さ六〇~九〇センチメートル。全体に粘毛密布。茎は分枝して横に広がる。葉は長柄をもち互生し、時に対生状となる。葉身は円状心臓形で径一〇~一五センチメートル。夏、枝の先端の短い総状花に、長さ約五センチメートルの筒状花をつける。筒部は太く、先が五裂して広がり、白色、淡紅色または淡紫色黄斑紫斑がある。果実は長さ約一五センチメートルの長楕円形で先が角状に曲がっている。たびびとなかせ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「角胡麻」の解説

角胡麻 (ツノゴマ)

学名Proboscidea louisianica
植物。ツノゴマ科の一年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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