角罌粟(読み)つのげし

精選版 日本国語大辞典 「角罌粟」の意味・読み・例文・類語

つの‐げし【角罌粟】

〘名〙 ケシ科の二年草ないし多年草。ヨーロッパ原産で、観賞用に花壇で栽培される。高さ六〇センチメートル内外。葉は互生し、基部の葉は柄があり、不規則に羽状に中裂し、上部の葉は柄がなく、基部は茎を抱く。六~八月ごろ、枝先に一個ずつ径五~一〇センチメートルの橙または鮮黄色で中心が黄色の四弁花を開く。がく片は二枚で、外面は長い毛におおわれる。雄しべは多数。果実は長さ約二〇センチメートルの狭円柱形。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android