角擦(読み)かどずれる

精選版 日本国語大辞典 「角擦」の意味・読み・例文・類語

かど‐ず・れる【角擦】

〘自ラ下一〙 世なれて人柄が円満になる。かどが取れる。
人情本・英対暖語(1838)二「『アア左様お言ひ。左様お言ひでもこはくはなひヨ。〈略〉』トはら立しさも角(カド)ずれぬ、世間知らずの奥勤め、ここが生娘の生根なるべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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