角打村(読み)つのうちむら

日本歴史地名大系 「角打村」の解説

角打村
つのうちむら

[現在地名]身延町角打

南流する富士川東岸の段丘きた沢・みなみ沢が富士川に合流する小扇状地に位置し、北は丸滝まるたき村。富士川沿いを東河内ひがしかわうち路が南北に走る。枝郷として上行原じようぎようはら(現在は上行)がある(甲斐国志)。慶長古高帳に角打とみえ、高四三石余。宝暦六年(一七五六)版の三郡村高帳では高一〇三石余。寛政二年(一七九〇)の田畑人馬書上帳(市川覚夫家文書)によると家数三四・人数一六二、馬は雌馬九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android