観測気球(読み)カンソクキキュウ

デジタル大辞泉 「観測気球」の意味・読み・例文・類語

かんそく‐ききゅう〔クワンソクキキウ〕【観測気球】

高空大気状態を調べるために打ち上げる気球
敵地偵察砲弾の着弾状態などを観測するために上げる気球。
世論相手反応などを探るために、わざと流す情報声明バロンデッセ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「観測気球」の意味・読み・例文・類語

かんそく‐ききゅう クヮンソクキキウ【観測気球】

〘名〙
① 気象測定などにおいて高空での大気の状態を調査するために上げる気球。
② 軍事上で、敵情視察や発射した砲弾の着弾状態などを観測するために用いられた気球。
③ (比喩的に) 世論や周囲の反応などをさぐるために、わざと流す情報や声明、発表など。バロン‐デッセ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android