観世十郎(読み)かんぜ じゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「観世十郎」の解説

観世十郎 かんぜ-じゅうろう

?-? 戦国-織豊時代能役者
観世元広の長男天文(てんぶん)18年(1549)ごろ越智(おち)観世を復興したとされる。病弱のため駿河(するが)(静岡県)にうつり,駿河十郎大夫とも称した。徳川家康能楽指南役としてつかえた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例