覚融(読み)かくゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚融」の解説

覚融 かくゆう

1241-1325 鎌倉時代の僧。
仁治(にんじ)2年5月18日生まれ。浄土宗観智にまなぶ。武蔵(むさし)鵜木(東京都)光明寺にはいり,宝幢院を創建,西山派宗義を大成した。のち京都の禅林寺19世となった。正中(しょうちゅう)2年9月5日死去。85歳。俗姓は秦。字(あざな)は行観。著作に「観経疏私記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android