視準(読み)しじゅん

精選版 日本国語大辞典 「視準」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅん【視準】

〘名〙
反射または屈折光を利用して、二つレンズの軸を一直線上にならべること。また、二つの望遠鏡の軸を平行にならべること。〔工学字彙(1886)〕
② 望遠鏡の軸の方向視準器を用いて決定または補正すること。
③ 射撃で、目標に向けてねらいを定めること。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「大風浪の内にて弾砲の視準を定むることを練せしむ」

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デジタル大辞泉 「視準」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅん【視準】

望遠鏡の軸の方向を調整すること。

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