視床下部・下垂体連関

内科学 第10版 「視床下部・下垂体連関」の解説

視床下部・下垂体連関(視床下部・下垂体)

 視床下部諸核の神経細胞で産生された視床下部ホルモン下垂体門脈系を介して下垂体前葉に作用し,下垂体前葉ホルモン合成分泌促進あるいは抑制する.下垂体後葉では視床下部室傍核と視索上核バソプレシン,オキシトシン産生神経細胞から軸索輸送された両ホルモンが直接血中に分泌される(図12-2-4).[芝﨑 保]

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android