見蕩・見惚(読み)みとれる

精選版 日本国語大辞典 「見蕩・見惚」の意味・読み・例文・類語

み‐と・れる【見蕩・見惚】

〘自ラ下一〙 みと・る 〘自ラ下二〙 うっとりとして見る。魂を奪われて見入る。みほれる。みとおる。〔名語記(1275)〕
※六物図抄(1508)「阿難のうつくしい身を袒を見てみとれて」
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「仰向いて月に観惚(ミト)れる風をする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android