見張・瞠(読み)みはる

精選版 日本国語大辞典 「見張・瞠」の意味・読み・例文・類語

み‐は・る【見張・瞠】

〘他ラ五(四)〙
① 目を大きくあける。目を大きく開いて見る。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
堤中納言(11C中‐13C頃)虫めづる姫君「簾を押し張りて、枝をみはり給ふを見れば」
周囲に注意深く目を配って番をする。監視する。
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉七「目を見張りて指揮する故、一旦危く見えたる軍も、もり返して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android