見切る(読み)ミキル

デジタル大辞泉 「見切る」の意味・読み・例文・類語

み‐き・る【見切る】

[動ラ五(四)]
ものをすっかり見てしまう。見終わる。「広いので一日で―・るのはむずかしい」
見捨てる。見限る。見切りをつける。「不誠実な友人を―・る」
売れそうもない商品を非常に安い値段で売る。投げ売りをする。「二束三文に―・って売る」
よく見て判断する。状態を見きわめる。
「知らぬ国にては、稼がれぬ事を―・って」〈浮・新永代蔵〉
[類語]見限る見捨てる見放す愛想が尽きる愛想を尽かすさじを投げる見切りを付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例