西洋柊(読み)せいようひいらぎ

精選版 日本国語大辞典 「西洋柊」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐ひいらぎ セイヤウひひらぎ【西洋柊】

〘名〙 モチノキ科の常緑高木。ヨーロッパ原産で、観賞用に栽植される。高さ四メートルに達するものもある。葉は短柄をもち革質。革質の葉身は長さ約六センチメートルの卵形、縁にヒイラギに似たとげ状の歯牙(しが)がある。夏、前年の枝の葉腋芳香がある小さな白い四弁花をつけ、のち球状の果実を結び紅色に熟す。ひいらぎもち。
※欧米曼陀羅雑記へへののもへじ(1928)〈石川光春〉五七「西洋ヒヒラギ、フユヅタイヌツゲの類」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「西洋柊」の解説

西洋柊 (セイヨウヒイラギ)

植物。モチノキ科の常緑小高木・高木,園芸植物ヒイラギモチ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android