西島(読み)サイトウ

デジタル大辞泉 「西島」の意味・読み・例文・類語

さい‐とう〔‐タウ〕【西島】

京都の西にあるところから》島原遊郭のこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「西島」の意味・わかりやすい解説

西島
にしじま

兵庫県、播磨灘(はりまなだ)の家島諸島(いえしま)最大の島。姫路市(ひめじし)に属す。面積6.59平方キロメートル。流紋岩からなる起伏に富む島で、海岸線は複雑である。石材産地で昭和に入って本格化した採石のため、地形は大きく変わった。1960年代から坊勢(ぼうぜ)島とともにハマチ養殖が盛んとなったが、赤潮による被害で衰退し、ノリなどの養殖にかわった。近年は観光開発に力を入れ、県のキャンプ施設いえしま自然体験センターがある。姫路港から男鹿(おが)島、坊勢島を経由する定期航路がある。人口13(2009)。

大槻 守]

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デジタル大辞泉プラス 「西島」の解説

西島

兵庫県姫路市、姫路港の南西約18キロメートルに位置する島。家島群島の4つの有人島うち最も大きな島で、面積は約6.59平方キロメートル。かつては石材産業で栄えた。県立いえしま自然体験センターがあり、児童生徒を対象とするキャンプなどが行われている。島名は同群島の主島である家島の西方に位置することから。

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