西大寺門前市(読み)さいだいじもんぜんいち

世界大百科事典(旧版)内の西大寺門前市の言及

【市場銭】より

…このほか市場内の家屋については在家別,間別に市場銭が課された例が多い。越中国堀江荘市,武蔵国大窪郷五日市の市場在家は口別,間別200文の市場銭が課され,鎌倉末期,備前国西大寺門前市では,業種別(酒屋は年に100文),家別(市日に1家に米2升),市座別(魚座は300文,鋳物座200文,その他の座100文)の市公事が課され,さらに売上高の10分の1の貢納も義務づけられていた。【佐々木 銀弥】。…

※「西大寺門前市」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」