西北科学考査団(読み)せいほくかがくこうさつだん

世界大百科事典(旧版)内の西北科学考査団の言及

【ヘディン】より

…1906‐08年はチベット探検に主力をおき,トランス・ヒマラヤ山脈を発見した。1927‐35年には中国側と西北科学考査団Sino‐Swedish Expeditionを編成し,最初の総合科学的探検を行い,包頭~ウルムチ(烏魯木斉)間の自動車道路を開発し,ロブ・ノール湖の周期的移動を確認した。第2次大戦中はドイツとの外交折衝に活躍したが,そのため晩年は不遇で,1952年病没した。…

※「西北科学考査団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」