西八条殿(読み)ニシハチジョウドノ

デジタル大辞泉 「西八条殿」の意味・読み・例文・類語

にしはちじょう‐どの〔にしハチデウ‐〕【西八条殿】

平安京左京の八条大路北、大宮大路西にあった平清盛邸宅。八条亭。八条坊門第。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「西八条殿」の意味・読み・例文・類語

にしはちじょう‐どの にしハチデウ‥【西八条殿】

平清盛の邸宅。平安京左京八条北、八条坊門南、大宮、坊城間の東西三町南北二町(京都市下京区、JR梅小路貨物駅付近)を占めていた。屋舎五十余あったと伝える。治承五年(一一八一)閏二月炎上。再興したものも寿永二年(一一八三)の都落ちの際に平家自ら焼いた。八条亭。八条坊門櫛笥二品亭。八条坊門第。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android