西伯(読み)さいはく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西伯」の意味・わかりやすい解説

西伯
さいはく

鳥取県西部,日野川の支流法勝寺川の上・中流域にある地域。旧町名。米子市の南に接する。 1955年天津,大国,法勝寺,東長田,上長田の5村が合体して町制。 2004年 10月に会見町と合併し南部町となった。中心集落の法勝寺は江戸時代の宿場町で,たたら製鉄で知られた。開拓古く,付近には古墳群や条里制遺構がある。「法勝寺焼」は伝統的な特産物。鎌倉時代の鉄製観音像を収蔵する白山神社がある。国道 180号線が通る。

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改訂新版 世界大百科事典 「西伯」の意味・わかりやすい解説

西伯 (さいはく)

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世界大百科事典(旧版)内の西伯の言及

【文王】より

…名は姫昌(きしよう)。陝西盆地の周族は文王の時代,なお殷王朝の支配下にあったが,太顚(たいてん),閎夭(こうよう),散宜生(さんぎせい)らの賢臣の補佐もあって実力を蓄え,文王は中国西部の支配をまかされて西伯と呼ばれた。しかし周族の勢力の伸長は殷の紂王(ちゆうおう)の警戒心をよびおこし,文王は羑里(ゆうり)にとらわれることになる。…

※「西伯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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