西の衆(読み)にしのしゅう

精選版 日本国語大辞典 「西の衆」の意味・読み・例文・類語

にし【西】 の 衆(しゅう・しゅ)

室町幕府で、営中将軍に謁見する時、西向きの縁から出仕することに決まっていた、門跡摂家・清華の人々。
※長祿年中御対面日記(15C後)正月八日「其後護持僧以下、是は西の衆也」

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デジタル大辞泉 「西の衆」の意味・読み・例文・類語

にし‐の‐しゅう【西の衆】

室町幕府の柳営りゅうえい内で将軍に謁見するとき、西向きの縁から出仕することに決まっていた門跡摂家清華の人々。→東の衆

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