褐色・搗色(読み)かちいろ

精選版 日本国語大辞典 「褐色・搗色」の意味・読み・例文・類語

かち‐いろ【褐色・搗色】

〘名〙
① 濃い、藍(あい)色。藍色の、黒く見えるほど濃いもの。濃紺色。「かち」は「勝ち」に通じ、縁起をかついで、武具の染色や祝賀の時に用いられた。かち。かちん。かちんいろ。かつ。かついろ。勝色。〔随筆・貞丈雑記(1784頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android