補給金(読み)ホキュウキン

デジタル大辞泉 「補給金」の意味・読み・例文・類語

ほきゅう‐きん〔ホキフ‐〕【補給金】

国または地方公共団体が特定事業の助成のために事業会社に支給する補助金

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精選版 日本国語大辞典 「補給金」の意味・読み・例文・類語

ほきゅう‐きん ホキフ‥【補給金】

〘名〙 特定事業の補助または助成の措置として国から支給される金銭
朝野新聞‐明治二四年(1891)一月二四日「補給金は其社資本の増減収入の多少に拘はらず〈略〉毎年金八十八万円づつ下附すべし」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「補給金」の意味・わかりやすい解説

補給金
ほきゅうきん

広義の補助金のうち一定理由によって生ずる費用赤字を補償するため、とくに定められたもの。第二次世界大戦後、公定物価体系を維持するために支出された価格調整補給金、外航船舶建造のために支出された利子補給金などが有名である。これらは経済発展とともにしだいに廃止され、最近では利子補給金(たとえば地方財政再建債への利子補給金など)が少額あるにすぎない。

[一杉哲也]

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百科事典マイペディア 「補給金」の意味・わかりやすい解説

補給金【ほきゅうきん】

補助金一種で,国家が商品価格への干与によって,生産量あるいは輸出入量を基準として企業に与える財政援助。第2次大戦後の価格差補給金や1953年以降の外航船舶建造融資利子補給などはその代表的なもので,企業の資本蓄積への助成である。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「補給金」の意味・わかりやすい解説

補給金
ほきゅうきん

補助金」のページをご覧ください。

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