裙屐(読み)くんげき

精選版 日本国語大辞典 「裙屐」の意味・読み・例文・類語

くん‐げき【裙屐】

〘名〙 衣装の裾(すそ)と、はきもの。徒行者の衣服
即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉蘇生祭「外国人車馬、ところの子女の裙屐(クンゲキ)に、狭き巷の往来はむづかしき程になりぬ」

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普及版 字通 「裙屐」の読み・字形・画数・意味

【裙屐】くんげき

華美な装い。だて者。〔魏書巒伝〕は是れ裙屐の少年、未だ治務に洽(あまね)からず。

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