裏皮・裏革(読み)うらがわ

精選版 日本国語大辞典 「裏皮・裏革」の意味・読み・例文・類語

うら‐がわ ‥がは【裏皮・裏革】

〘名〙 (「うらかわ」とも)
① 靴、袋物などの内側に貼りつけてある革。
※まんだん読本(1932)放火懺悔録〈徳川夢声〉「古トンビ、裏皮(ウラカワ)の脱(はが)れたソフト、朴歯高下駄、といふイデダチ」
三味線の胴の裏側、すなわち糸のかけてない方に貼った革。
咄本・都鄙談語(1773)三線「下から、三線を子共が持て来る。見れば裏皮(ウラカハ)がなし」
裏面を表に出して使った革。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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