裏の裏を行く(読み)ウラノウラヲユク

デジタル大辞泉 「裏の裏を行く」の意味・読み・例文・類語

うらうら・く

相手のたくらみを見抜いて、相手を出し抜いた行動をする。「敵の―・く計略
[類語]欺く騙す騙し込む騙くらかすごまかす偽るたばかるかたたぶらかすはぐらかす化かす担ぐ陥れる引っ掛ける出し抜く欺瞞瞞着まんちゃく一杯食わす罠に掛けるぺてんに掛ける背負い投げを食う足をすくう鼻を明かす寝首を掻く裏をかく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏の裏を行く」の意味・読み・例文・類語

うら【裏】 の 裏(うら)を行(い・ゆ)

相手の計略の反対に出て、だしぬく。うらをかく。
浄瑠璃伽羅先代萩(1785)六「うまうま此場を帰りしも、裏の裏行く匕(さじ)加減(かげん)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android