被風(読み)ヒフ

デジタル大辞泉 「被風」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ふ【被風/被布/披風】

着物の上に着る、羽織に似た外衣。襟もとを四角にあけ、胸のところで左右を深く合わせて組紐くみひもでとめる。江戸時代茶人俳人などが着たが、明治時代以後は変形して主に女性の和装用コートとなった。袖無しにして女児祝い着などにも用いられる。 冬》「美しき老刀自なりし―えんに/虚子
[類語]外套コートオーバーマントケープガウン合羽

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「被風」の意味・読み・例文・類語

ひい‐ほん【被風】

〘名〙 (「ひい」「ほん」はそれぞれ「被」「風」の唐宋音) =ひふ(被風)

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普及版 字通 「被風」の読み・字形・画数・意味

【被風】ひふう

感化される。

字通「被」の項目を見る

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