袖笠雨(読み)ソデガサアメ

デジタル大辞泉 「袖笠雨」の意味・読み・例文・類語

そでがさ‐あめ【袖×笠雨】

袖笠でしのげるほどのわずかな雨。
「―のやどりにも心とどめぬかり枕」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖笠雨」の意味・読み・例文・類語

そでがさ‐あめ【袖笠雨】

〘名〙 袖を笠のかわりとしてしのげるほどの弱い雨
浮世草子・好色貝合(1687)上「袖笠雨のぬれぐらいは、立いっても見よかし」

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