袖擦・袖摺(読み)そですり

精選版 日本国語大辞典 「袖擦・袖摺」の意味・読み・例文・類語

そで‐すり【袖擦・袖摺】

〘名〙
① 袖のすりあうこと。また、近よってふれること。
※為尹千首(1415)夏「玉川の里の垣ほの袖すりに雪こぼれさす卯花ころ
② 肘(ひじ)上部
浮世草子・日本武士鑑(1696)二「甚左衛門左頬さき後の月代(さかやき)左肩二ケ所、袖すり一ケ所、当座に死」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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