袖の滝つ瀬（読み）そでのたきつせ

精選版日本国語大辞典「袖の滝つ瀬」の意味・読み・例文・類語

衣の袖にかかる滝の意で、涙がはげしく流れ出ることのたとえ。

※新拾遺（1364）恋一・九四二「せきかねておつるばかりぞ今も猶音にはたてぬ袖の滝つせ〈達智門院〉」

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