表面金利(読み)ひょうめんきんり(英語表記)nominal interest rate

精選版 日本国語大辞典 「表面金利」の意味・読み・例文・類語

ひょうめん‐きんり ヘウメン‥【表面金利】

〘名〙 金融機関資金貸出を行なう場合、表面上公表される金利。歩積、両建などによって債務者が実質的に負担する金利(実効金利)は一般にこれを上回る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「表面金利」の意味・読み・例文・類語

ひょうめん‐きんり〔ヘウメン‐〕【表面金利】

金融機関が貸し出しを行うとき、借主との間で約定した金利。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「表面金利」の意味・わかりやすい解説

表面金利
ひょうめんきんり
nominal interest rate

金融機関が取引先に貸出しを行なう場合に,取引先と約定したそのままの金利。これに対して,同じ取引先が同じ銀行に預けてある預金などを勘案し,取引先の実質的な金利負担を計算したものを実効金利という。実効金利は一般に預金の利回りが高いほど低く,また,貸出しの表面金利が預金の利回りを上回っている場合には,預金の額が多いほど高くなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「表面金利」の意味・わかりやすい解説

表面金利【ひょうめんきんり】

実効金利

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android