表面積(読み)ひょうめんせき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「表面積」の意味・わかりやすい解説

表面積
ひょうめんせき

立体表面面積のこと。多面体、柱体、錐体(すいたい)の表面積は、その表面を平面上へ広げてできる図(展開図)の面積である。球面の場合は、円に外接する正2n角形をつくり、一組の対辺と円との接点を両端とする直径を軸として回転してできる立体の表面積をSとする。nを無限に大きくしたときのSの極限値が球の表面積である。回転体の表面積も同じように考えられる。一般の曲面の表面積の定義はもっと複雑である。

栗田 稔]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「表面積」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐めんせき ヘウ‥【表面積】

〘名〙 立体の表面の面積。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「表面積」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐めんせき〔ヘウ‐〕【表面積】

立体の表面の面積。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android