表仕・舳仕(読み)おもてし

精選版 日本国語大辞典 「表仕・舳仕」の意味・読み・例文・類語

おもて‐し【表仕・舳仕】

〘名〙 江戸時代廻船における乗組役名。親司(おやじ)、賄(まかない)とともに船頭を補佐する首脳部で、いわゆる船方三役の一つ船首にあって目標の山などを見通し、また、磁石を使うなどして針路を定める役。現在の航海長に相当するもの。表。表役。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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