衣縫金継女(読み)きぬぬいの かなつぐの むすめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「衣縫金継女」の解説

衣縫金継女 きぬぬいの-かなつぐの-むすめ

?-? 平安時代前期の女性
河内(かわち)(大阪府)志紀郡にすむ。12歳で父と死別。冬期,恵賀河をわたる人の苦しみをみて,母と15年間仮橋づくりをつづけた。承和(じょうわ)8年(841)仁明(にんみょう)天皇三階の位をあたえ,田租を免じた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例