衝撃(読み)しょうげき

精選版 日本国語大辞典 「衝撃」の意味・読み・例文・類語

しょう‐げき【衝撃】

〘名〙
① (━する) 敵などに激しく突きあたってうつこと。突撃
日本外史(1827)三「義経以数百騎。攅蹄衝撃」 〔薩都剌‐黯淡灘歌〕
② 人の心に激しい感情のたかぶりを起こさせること。激しい感動。心に受ける強い刺激。
※銀二郎の片腕(1917)〈里見弴〉「もっとひどいことを考へたこともあるので〈略〉新たな衝撃は感じなかった」
物体に瞬間的に、急激に加えられる力。撃力。
※百鬼園随筆(1933)〈内田百〉飛行場漫録「どの位の衝撃に堪へ得るかをためすために、わざわざ地面にぶっつけて」
④ 短時間に大電流が流れてすぐに止むこと。また、その電流や電圧

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デジタル大辞泉 「衝撃」の意味・読み・例文・類語

しょう‐げき【衝撃】

瞬間的に大きな力を物体に加えること。また、その力。「衝突時の衝撃を吸収する」
意外な出来事などによって強く心を揺り動かされること。また、その心の動き。ショック。「衝撃が走る」「世界に強い衝撃を与えた事件
[類語](1ショック打撃電撃/(2ショックセンセーション

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普及版 字通 「衝撃」の読み・字形・画数・意味

【衝撃】しようげき

突撃。

字通「衝」の項目を見る

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