行頭(読み)ぎょうとう

精選版 日本国語大辞典 「行頭」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐とう ギャウ‥【行頭】

〘名〙
文章などの行のはじめ。
修行修行僧監督の任にあるもの。
※異形の者(1950)〈武田泰淳〉「心づけを多額にもらった行頭も、たいがいなことは大目にみてくれた」

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デジタル大辞泉 「行頭」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐とう〔ギヤウ‐〕【行頭】

文章などの行のはじめ。⇔行末

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普及版 字通 「行頭」の読み・字形・画数・意味

【行頭】こうとう

番頭

字通「行」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の行頭の言及

【行】より

…この統制は隋・唐まで続いたが,その間に国内商業が発展して商工業が分化をとげ,かつての列や肆は行とか市(し)と呼ばれるようになり,長安の東西の市では金行,銀行,絹行,薬行など220行があった。また各行に行老・行頭がいて行人,行戸を統率した。 唐末から宋代に起こった商業革命によって,こうした市の統制や行の性格は大いに変わった。…

【商業】より

…この同業商店の町を,秦・漢時代には肆(し)あるいは列と呼び,隋・唐から宋代にかけては行と呼んだ。行には首長がいて行内商店の取締りに任じたが,彼らは行頭または行首と称せられた。このような市は,唐代では県治以上の都市に設けられ,それ以下の小都市や村落には草市が置かれるのが常態であったが,こうした市の制度は宋代に至って一変した。…

※「行頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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