血糖濃度(読み)けっとうのうど

世界大百科事典(旧版)内の血糖濃度の言及

【血糖】より

…この酵素の反応によりグルコースがグルコン酸に酸化される際に生じるHを電気的反応基としてとらえるか,または同時に添加した発色剤を還元させ,発色の程度を比色により定量する。
[血糖濃度]
 正常人の血糖濃度は,食事の影響のない時期では60~100mg/100ml(3.3~5.5mMol)で比較的変動が少ない。食事をとった後では血糖レベルは上昇するが,それでも24時間を通じて増加幅は30~40mg/100mlを上まわることはまれである。…

【ホメオスタシス】より

…神経性調節でも液性調節でも,特定の調節機構には,通常拮抗的にはたらく複数の神経やホルモンが関与しており,あるものは促進的,あるものは抑制的に作用する。たとえば,われわれの血液中のブドウ糖の濃度(血糖濃度)はふつう80~100mg/100mlであるが,食後にこれが増加する。この増加が膵臓(すいぞう)からのインシュリンの分泌を刺激する。…

※「血糖濃度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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